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ぎっくり腰について知っていてほしいこと

投稿日: 2015年5月23日  | カテゴリ: SORA 診療ガイドライン

アジア圏では『魔女の一撃』と表現されるぎっくり腰。

今回はぎっくり腰のあれこれを書いてみます。

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ぎっくり腰になったら??

①病院に行く(整形外科・整骨院・接骨院)

②薬局で湿布を買う

③コルセットを着用する

④ストレッチをする

⑤マッサージをする

⑥ただただ安静にしとく(横になっとく)

⑦整体に行く

⑧お風呂で温める/冷やす

⑨鍼をする

⑩祈祷する

 

数えればきりのないほどさまざまな対処法があって

ゆえに、人は皆迷ってしまうのでしょう。

果たして、何が正解なのか??

 

まず、ぎっくり腰とは何なのか??

急性腰痛症また突発性腰痛症という状態のこと。

つまり、突然腰に痛みがある状態になってしまったら

ぎっくり腰。

わざわざ医療機関を受診しなくてもぎっくり腰がどうかは

わかってしまうことなのです。

 

患者さんの中でも

『これってぎっくり腰ですか??』と不安げに聞いてきて

『そうですね』と答えると『あー――――。ついに私も…』と落ち込む方もおられます。

 

ある日、突然起きたら…

振り返ろうとしたら…

荷物を持ち上げようとしたら…

 

ふとした瞬間にぎっくり腰になってしまう方が多いですが。

 

が、大事なのはぎっくり腰なのか?どうなのか?じゃなくて

ぎっくり腰の原因は何なのか??ということ。

 

病院や接骨院でもよくみられる風景は…

『どうされました???』

『急に腰が痛くなって…ぎっくり腰だと思うんですけど・・・』

『ですね。ぎっくり腰ですね。2,3日安静にしといてください』

病院であれば痛み止めと湿布薬が処方される。

接骨院(整骨院)であれば電気治療と消炎処置なのかマッサージなのかが施術される。

 

もし、あなたがこの患者さんの立場なら

もう少し質問してほしいのです。

 

『私の腰は何がどうなっているの??』

 

SORA診療ガイドラインでは

まず、ぎっくり腰の状態のBACK PAINの原因が何なのか??

具体的に言えば

1.筋肉性の腰痛

2.関節性の腰痛

3.椎間板性の腰痛

この種類分けを必ず行うことを診療ガイドラインとして定めています。

 

何百回とぎっくり腰の患者さんと向き合ってきたおかげで

実は、受傷機転や立ち方、痛む場所、痛みの出方から

言ってしまえば待合室の状態でほぼほぼ推測ついています。

 

が、可能な限り、問診と動きの検査の中で判断していきます。

 

もちろん、グキッとなって身動きがとれず運ばれてくる方も少なくなくて

また、できうる限り検査による負担は減らしたいので

問診ベースで判断をしていくことの方が実際は多いのですが・・・

 

はっきりと言ってしまえばこのスクリーニングをしなければ

ぎっくり腰はまぐれでしか治せないと思います。

 

よく、整体にいって1発で治った

そんな声も聞こえてきますが…

腰痛の種類的に整体が結果を出しやすいのは関節性腰痛。

 

1回の治療で治ってよかったですね。

心からそう思います。

SORAに来られた患者さんもその場で完全に痛みがとれることが

ほとんどで『え??痛くない!!』と驚かれることも多いのが関節性腰痛。

 

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が、しかーしどんなに腕のいい先生であっても

椎間板性の腰痛に対して整体やマッサージや鍼をしても効果はでない。

これは、言い切れる。

ほとんどの場合がベッドに横になったらもう終わり。

起き上がることすら危ういケースもしばしば。

椎間板性の腰痛の方に整体でボキッとしてしまったら

医療事故級に症状が増悪する。

整体院から救急車や自家用車で運ばれてくるケースも1カ月の中で経験しています。

 

先生が悪い。整体が悪い…そんなことを言いたいわけではなくて

ぎっくり腰というひとくくりの判断や処置の怖さを知っていてほしいのです。

 

SORAのガイドラインの中では

腰痛の種類分けに基づいて処置方法や治療日数や治療回数も大きく異なります。

 

また、筋肉や関節など病変部位を絞り込むことで短期治療が実現できていると思います。

 

『明日、ゴルフなんですけど…』

『明日から出張で…』

『会社絶対休めなくて…』

できる限りご希望に沿いたいといつも考えますが

腰痛の種類によっては厳しい意見を伝えることもあります。

 

種類によってリスクも異なるし、症状の変動も異なるし、気を付けてもらうことも異なるから。

 

冷やした方が早く良くなるケース

温めた方が早く良くなるケース

コルセットを巻いた方がいい/巻かない方がいいケース

本当にさまざまなケースがあるから

一言でこれをしたら治る、とは言わないで欲しいのです。

 

実際コルセットをした方が楽になる腰痛は1種類だけ。

SORAの臨床の現場ではコルセット着用を指示するのはまれ。

ぎっくり腰=コルセットの考え方も変えてください。

『コルセットを巻くことで楽になるぎっくり腰もあるから、

チャレンジして変わらなければしない方がいいよ』

これが、ぎっくり腰になった人への良きアドバイスかもしれません。

 

では、実際にぎっくり腰でSORAに来られた患者さんには

どのような治療を提供するのか???

 

答えはSORA無重力治療法(FMT療法)

PROTECという器械を使って除圧状態を作り

その中で可能な限り、動かして動かして治してしまう治療法。


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ぎっくり腰=安静にしとかないと。

この考え方ははっきり言って古い。

SORAガイドラインにの基準にしている米国やヨーロッパのガイドラインの中でも

勧められているのは【早期運動療法】

安静ではなく動かすこと。これが早期回復へのポイントだと思います。

寝たきりは明確に2日以内。

あとは、這ってでも動いた方がいいと思っています。

安静不要論はまた改めて書きますが、

とにかくじっとしておくことは薦めません。

 

椎間板症状で立ち上がることもできない状態であっても

何とかしてSORAまで来てください。

じっとしていても治りません。

 

健康講座や腰痛セミナーでも日々お伝えしていますが、

ぎっくり腰を早く治すために必要なことは 良識だと思います。

常識ではなく良識を!!!


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