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インフルエンザ新知識

投稿日: 2019年1月29日 

 

過去最高の患者数と言われているインフルエンザ。

 

知っていますか??

インフルエンザの正しい知識

 

インフルエンザは変幻自在。

どんどん形を変えていき鳥や豚など動物にも感染していく

それがインフルエンザウイルス。

 

マスクでウイルス感染は防げない

予防接種の有効性には多くの疑問がある

インフルエンザ脳症解熱剤の副作用

☑インフルエンザに抗生物質の投与は必要ない

☑インフルエンザ迅速検査の感度は成人で53.9%

☑世界の抗インフルエンザ薬の7割以上を日本が使っている

☑今話題の新薬はインフルエンザウイルスを強くする

 

  

マスクでウイルス感染は防げない

ウイルスの粒子はミクロなサイズなのでマスクはすり抜けてしまいます。

マスクによってウイルスをバリアすることはできません。

インフルエンザや風邪予防でマスクをつけているのをみて海外のゲストが驚いていたぐらいです。

マスクによって予防において重要になる 鼻やのどの粘膜の保湿をしたり

せきやくしゃみによる飛沫を防ぐせき・くしゃみエチケットの効果としてはあるでしょう。


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抗生物質の投与は必要ない

 

抗生物質は細菌をやっつける薬。

ウイルス感染に対しては全く効きません

インフルエンザはインフルエンザウイルスによって感染/発症します。

よってインフルエンザに抗生物質は効き目なし。

感染症予防の目的で投与されがちですが安易に抗生剤を服用することで

抗生物質に耐性をつけてしまい抗生物質が効かない身体になってしまいます。

 

 

 

インフルエンザ脳症は解熱剤の副作用

 

連日ニュースや新聞を賑わすインフルエンザ脳症。

あたかもインフルエンザウイルスが原因で脳症を引き起こしたような報道が

数多くされ、予防のために予防接種を受けましょうという結論付けしたがります。

実際は インフルエンザ脳症はインフルエンザウイルスによっておこるものではなく

解熱剤の副作用によって起きるものです。

インフルエンザ脳症は日本独自のワードで

正式名称はライ症候群。

本来は解熱剤の副作用なのに絶妙なネーミングでインフルエンザウイルス原因説を匂わせていますね。

 

1990年代の初めには学童に実施していた必須の予防接種を一旦中止した歴史もありますが(訴訟が多く)

インフルエンザ脳症の言葉が広がると同時に

インフルエンザ予防接種率が盛り返したのは医療界では有名な話のようです。

 

さらに恐ろしいのは陰性だからと言って自己判断で

市販薬を飲むとインフルエンザ脳症のリスクが上がるという報告。

抗インフルエンザ薬の服用を推奨したいわけではなく

安易な薬の服用によって 薬による副作用(脳症)を引き起こす危険性を知ってください。

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インフルエンザ予防接種への有効性は認められていない

 

予防接種によって抗体を作れたとしても

インフルエンザの侵入口であるのどや鼻の粘膜に免疫が働かなければ

防ぐことはできません

予防接種によって抗体ができても血液中に弱い抗体ができる

血液中に抗体を作っても感染は避けられません。

 

WHOや厚生労働省でさえも

インフルエンザワクチンによる予防効果は明確でないと発表され

NHKの番組でも取り上げられたぐらいです。

 

ですが医療現場でも医療従事者の予防接種がまるで義務付けされているかのようです。

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インフルエンザは変異の多いウイルスのため、ワクチン用にウイルスの予測をしても、

87%もの不一致が出ることもあるのです。

2005~06年には、インフルエンザと診断された症状のうち、その90%近くが、

ほかの病原菌によるものだったことが判明しました。

ワクチンの有用性には、大きな疑いが持たれているのです。

 

一方で「ワクチンは病気を作る薬です」と断言する先生もおられます。

理由はワクチンに含まれる微量の水銀や動物細胞

抗生物質や乳化剤といった物質による「薬害」のみが、体に悪影響を与えているというのです。

 

 特に子どもの場合には被害が深刻です。

今では、乳児に多くのワクチンが投与されるため、

☑許容量の数百倍を超える水銀が体内に入ることを知っておく

☑水銀やアルミニウムが、脳に重大な損傷をもたらす。

 米国/イタリアではワクチンと自閉症の因果関係が認められています。

(『子供を病気にする親・健康にする親』内海聡著)

 

欧米では60歳以上の予防接種で突然死/心筋梗塞の人が急増したことから

予防接種に年齢制限をかけている国もあります。

 

最新の予防接種 鼻からのワクチン接種も有効性なし 

 

米国では2003年より鼻からのワクチン接種(経鼻タイプの弱毒生インフルエンザワクチン)を開始し

最近では日本のTVなどでも最新インフルエンザ事情特集の中でも取り上げられているようです

 

経鼻弱毒生ワクチンは一般的なワクチン接種と比べて予防効果が高いとされ、

とくに小児領域で高い評価を受けてきた流れがあります。

 

日本でも2016年に承認申請が出され、国内での流通開始が待ち望まれていました。

が…医療先進国である米国ではすでに臨床結果をもとに

 

「2016-17年シーズンの弱毒生インフルエンザワクチンの接種を推奨しない」と発表しました。 

 

方法はどうであれ常に変化を続けるウイルスを予防接種で予防することはやはりできないでしょう。

自分の免疫を上げる これに尽きますね。

 

 今話題の新薬はインフルエンザウイルスを強くする

 

ゾフルーザとは、ご存じ抗インフルエンザウイルス薬。

今までのタミフルより服用回数が少なく、1日で熱が下がると注目されています。

ウイルス増殖そのものを防ぐという点でも非常に注目を浴びています。

 
が、すでに報道されているようにこの薬を服用することで

この薬が効かないさらに変化したウイルスが小児患者の23%、

成人では10%程度で検出されたと報告されています。

ということは、この薬は言い換えれば ウイルスを強くする薬です。

今年飲んだ人は来年効かないかもしれない。

特に小さな子供はその可能性が高くなっていますね。

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Dr.によってはゾフルーザは長期的な視点から耐性菌などデメリットが見え隠れしており

まだ使えるレベルではないという先生もおられます

 

 

インフルエンザ迅速検査の感度は成人で53.9%


じつはインフルエンザ迅速検査の感度は成人で53.9%という報告があるなど高くありません。

医療機関をいくつもまわったけど陽性反応が出なくて会社や学校も休めなかった

そんな話もたまに聞きます。

その要因はきっとこれでしょう。

一般的に12時間以内はウイルスの数も少なく陽性反応が出にくい

またこの検査自体 半分の感度であること 

 

調べてみるとで、抗インフルエンザ薬の投与に当たって

迅速検査の実施が必須ではないということを明記されています。

(2009年9月18日付けの厚生労働省事務連絡)


が、実際の医療現場では検査結果至上主義が強く

陽性でなければインフルエンザの診断がされないことが多々あります。


結果が陰性でも患者さんが典型的なインフルエンザ症状を呈した場合は、

他に疑わしい疾患がない限り、インフルエンザ疑いの状況は変わりません。

インフルエンザの診断は、迅速検査を行うかどうかに関係なく、

まずは症状による臨床診断をしっかり行うことが重要なのです。
と、感染を研究する先生が述べています。

 

発症3時間から検査可能の検査キットも発売されたようですが

まだ診断結果を信頼できるには値しないとの報告があります。


インフルエンザの陽性反応を求めて

多くの医療機関を回ることで自分が感染源にならないようにしないとですね。


少しでもインフルエンザの疑いがあったら

「医療機関を受診してください」

「インフルエンザかどうか診断してもらうことが大事です」
「インフルエンザだったら抗インフルエンザ薬を飲むことが大切です」
「知らないうちに他の人にうつしてしまうこともありますから検査しましょう」

 その声は心配はありがたいですが、知識や対応という点では時代遅れですね。


また情報が入り次第アップデートします(2019/2/5)


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