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コルセットの真実

投稿日: 2015年6月5日  | カテゴリ: SORA 診療ガイドライン

腰が痛くなったら…

腰痛が国民病なだけにさまざまな対処法をみなさんお持ちです。

 

 

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安静にした方がいい

動いた方がいい

冷やした方がいい

温めた方がいい

コルセットを巻いた方がいい

 

ぎっくり腰になった時も

腰痛予防や骨盤矯正の時も…

使われることの多いコルセット。

 

今回はコルセットに注目。

ダーメンコルセットだったり、

骨盤調整ベルトだったり、腰痛ベルトだったり…

仙骨ベルト 産後矯正用ベルトなど

いろいろな名前で販売されていますが、

ほとんどはこの構造。

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遠赤外線やチタンが内蔵されていたり

各メーカーがいろいろと開発をすすめて

毎年毎年新モデルというワードを聞きますが…

SORAの腰痛治療においてはほとんど重要視していません。

 

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もちろん、治療において大事なのは

患者さん自身が痛みや苦痛から解放されること

これがなにより重要で

方法論や理論よりもまずはこのことが大事です。

 

コルセットが腰痛に効く

腰痛予防にはコルセット。

そんな目的で長年使用されている方も少なくありません。

 

でも、なぜその中でSORAはコルセットを使うことを勧めないのか??

まとめると以下の理由

 

☑コルセットによって痛みが緩和することはまれだから。                               

※種類によっては急性期に限り、コルセットを処方することもあるが

とにかく見極めが大事である。

☑コルセットは腰痛を予防できないから。

☑コルセットの長時間の使用により姿勢保持筋が筋疲労を起こすから。

 

さまざまな種類のコルセットが市販されていますが、

また、病院でも処方されていますが

コルセットを巻いて痛みが緩和するのは

関節性腰痛

特に、仙腸関節捻挫。

HYPER TYPEの腰痛には効果が有るかなと思っています。

もちろん、足を捻挫したときにテーピングや包帯を巻いた方が

歩きやすかったり、疼痛が軽減するように急性期にはコルセットを巻く選択肢もありだと思います。

 

足の捻挫の固定でも整復方法や方向、

また固定でのテンションをかける方向を間違えば痛みが増すのと同じで

コルセットでも巻く位置や巻く方向、テンションは適切でなければなりません。

 

また、腰の痛みがひどいときに例えば床の荷物を拾うとき

お腹にグッと力を入れてしゃがめば痛みがマシです、というように

腹圧内圧を上げることで痛みが楽になる経験をされた方もおられるでしょう。

 

内圧の意識をコルセットを巻くことでイメージしやすいのであれば

巻いていてもいいのかなと思います。

 

コルセットを巻いて楽なら巻いてもいい

コルセットを巻いても変わらない、もしくは痛みが強くなる場合は巻かない。

これが原則でしょう。

 

腰椎圧迫骨折の既往歴を持つ80歳を超えたご高齢の患者さんも

病院でコルセットの着用の指示が出ていて

真面目に何年間も巻き続けておられましたが、

僕が診させていただいたときは腰が痛くて長時間立ってられない

座ってられない そんな状態でしたが

実は圧迫骨折の症状ではなくコルセット着用による筋膜性の腰痛が原因。

 

SORA除圧療法と同時にコルセットの着用もやめてもらって

2か月後には通院のいらないまでに。

コルセットもいいところと悪いところ

両面知った上で使ってほしいものです。

 

☑腰痛予防にならない。

重量物を持つ際に巻く方が多いですが

また、トレーニングのシーンでコルセット(ウエストベルト)を巻いて

重いウエイトで鍛える

そんな場面も目にしますが、実際のところ

どちらでもいいと思います。

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先ほど書いたように腹圧内圧のイメージがしやすくなることで

力が入りやすいように感じるかもしれませんが、

SORAのGRAVITY GYMではウエストベルトを巻いてのトレーニングは

行っていません。

自分の筋力でしっかりと身体を支えることと

支えきれない状態で過負荷を担ぐ必要性を考えての選択です。

 

コルセットを長年巻いている方や

ご家族の方が良く思うこと

『コルセットを毎日使っていたら筋力が落ちてしまうよ』

じつは、これ都市伝説。

海外の文献でも日本の文献でも

何十年コルセットを使い続けている方の筋力量を計る研究で

コルセット着用によっての筋力低下は全く認められていません。

逆説的な見方をすれば、

コルセット着用によってあまり効果を発揮していないということ。

 

ただ、ざっくりとした表現を使えば

圧迫=加圧状態ということ。

つまりは巻いている腰部周囲の筋肉は緊張状態ということ。

 

コルセットを外した瞬間、

思わずお風呂に使った瞬間のような『あーーーーーー』と言いたくなるような

解放感を味わったことはありませんか?

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☑コルセットの長時間の使用により姿勢保持筋が筋緊張を起こす

 

コルセットをつけてないと不安です、、、、

外すと腰が抜けそうになる、、、

 

これは意外ににコルセット着用によって

起きている症状かもしれません。

 

もし、椎間板ヘルニアだったり脊柱管狭窄症の保存療法として

コルセットを着用しているなら一度見直してみてもいいかも。


もちろん、腰痛治療の見直しも同時にですが。

 

常識にとらわれず、情報の選択を。


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