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『手術をしたらもう大丈夫だと思っていました』
『オペしたのに痛みがとれないなんてなんでなんですか?』
これは実際股関節を手術された患者さんの言葉です。
椎間板ヘルニアや変形性膝関節症とならんで
来られているのが変形性股関節症。
変形性股関節症と病院で診断され
痛みが強い方/手術を考えられている方
もしくは人工骨頭置換術を受けられた方のリハビリテーション
もしくは手術を受けられたものの
痛みがとれていない方や
人工骨頭置換手術によって
杖を手放せなくなってしまった方
手術によって脚長差
(左右の足の長さが異なる状態)になってしまい
歩くことに問題を支障をきたした患者さんが来院されています。
(写真参照元:kansetu-itai.com)
変形性股関節症は女性に多く
先天性股関節脱臼や先天性股関節臼蓋不全など子供の頃の病気やケガとの
関係も大きいと言われていますが
荷重関節(体重を支える役割)ゆえに
年齢や体重の増加・筋力低下によっても起こると一般的に言われています。
近年においては特に増加傾向の疾病の一つです。
変形性股関節症と診断された方に
いくつか知っていてほしいことがあります。
☑手術をしてもメリット・デメリットがある
外科的手術を受けることは多くの場合
かなりの覚悟が必要ですが、
覚悟を決めた患者さんは
手術さえすれば症状はすべて改善し良くなる
そう心の底から考えています。
まさか手術をした後の方が
歩くことが大変な状態になろうとはだれも想像していません。
もちろん、人それぞれ症状も違い骨格も異なり
Dr.の手術の腕も関係しているので一概には言えませんが
『チャンスの裏にリスクあり
リスクの上にチャンスあり』という言葉通り
手術という選択にもリスクは伴います。
手術をしないという選択にももちろん、
メリットデメリットがあり
SORAに来られる患者さんにも必ずお伝えするようにしていますが
身体にメスを入れる大事な選択をする前に
必ずメリットとデメリットをDr.とよく話をしてから決められることをおすすめします。
☑本当に手術適応の疾患なのか??
画像診断だけで手術に踏み切らない
SORAにお越しいただき診させていただいた患者さんの中でも
一人ひとり症状の出方や感じ方は異なります。
ただ、痛みの出る部位や体重のかけ方に関してはいくつか共通点もあります。
中には変形性股関節症の診断を受け
手術の日程まで決めておられた患者さんも
SORAで問診・スクリーニングの結果
変形した関節ではなく筋肉の血流不全の問題と判断し
治療プログラムによってわずか数回で痛みもなく
治療の必要もないぐらいに回復された方もおられます。
股関節に限らず
画像診断だけで判断していしまうことはリスクがありすぎます。
(写真参照:日本整形外科学会 変形性股関節症)
☑関節軟骨はすり減るもののと考える
関節の軟骨も使うことでする減りますが
軟骨はすり減ることが前提でつくられているのが身体の構造だと思います。
ただ、使ってする減った分
しっかりと修復する構造になっていますが
☒体重のかけ方
☒関節の使い方・身体の使い方によって
一部分にだけ負荷がかかるような使い方をして
修復するのに不可欠な血流が遮断されたり
血流不全を起こしている状態によって
リカバリーできていない状態が起きていると考えています。
軟骨への負荷>リカバリー の状態になると
画像検査をした時に
軟骨がすり減っていてこれが痛みの原因ですね・・・と診断される確率が高いでしょう。
☑痛みの原因は股関節ではない
正しい使い方を覚えることで
変形しても痛みもなく歩行障害もない状態まで回復は十分可能
体重のかけ方や姿勢のコントロールはブログ記事の中でも書いている通り
反射といわれる反応で成り立っています。
熱いやかんに知らずに触ってしまったときに思わず手を引っ込めてしまう
これが反射です。
あ、熱い⇒手をひっこめよう⇒手を引っ込める
こんな考えてしていることではなく無意識に条件反射で行っています。
姿勢のコントロールに関しても同じで
立っているときに
『いまここの筋肉を使って重心位置がここで・・・・』
そんな事をいちいち考えなくても立つことができます。
この無意識に行っているレベルの身体の使い方が原因で
身体の不調が出ている、とも言えます。
『体重のかけ方を意識してください』
『心がけてください』
そのレベルでは身体は変わらずと完治の可能性は低いでしょう。
無意識下の身体の反応をコントロールすること
いや、正しく表現するならば
無意識下の身体の反応を正しく引き出す身体の使い方をするように
アプローチすることで痛みのない身体づくりは十分可能です。
逆に、体重のかけ方をコントロールしなければ
手術をしても リハビリで筋力を増強しても
痛みは再発してしまうリスクがかなり高いです【再発のリスク】
SORAでは根本的な原因を足元基準で考えています。
なぜか??
立った時地球を押し返しているのは足の裏だから。
すり減った軟骨や骨棘など骨性の変形の原因
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
体重のかけ方 (軸足・歩行・座位)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
バランスセンサーの総責任者と言える土踏まず(アーチ)の機能不全
座位においては坐骨にかかる荷重点のコントロール不全
☒手術による後遺症
手術による脚長差や運動制限
杖に頼った歩行・・・・
手術により大幅に改善する患者さんもおられる一方で
改善しない患者さんもおられるのも事実です。
手術前より歩くことが難しくなった
以前より痛みが強くなった・以前と違う痛みが出てきた
臨床現場ではそんな声も聞こえてきます。
手術によるデメリットもしっかりと把握したうえでご検討ください。
☒治療期間
SORAでは変形の第三期といわれる骨棘や
3センチ以上の脚長差に関しても治療に取り組んでいます。
初期の股関節炎や股関節症に関しては数回の治療で終わることも少なくなく
中程度の変形性股関節症に関しては歩行トレーニングも含み
3-4か月の治療プログラムを組むことが多くなっています。
もちろん、手術の既往の有無や症状によって個人差はありますが
除圧ストレッチと姿勢管理(姿勢トレーニング)によって
期間を設定したうえで治療を進めることができています。
さらに、本来の、いや究極のバランスチューニングといってもいい
オーダーメイドインソールの作成によって
治療期間のさらなる短縮も実現できています。
もちろん、靴選びに関しての良識を習得していただくこと
靴に関しての見方を変えて頂くことも並行して行いますが
足元の環境を正しく整える事で手術回避も十分可能です。
手術に踏み切られた患者さんにも
術後のリハビリやトレーニングをSORAで行う事を進めますが
手術や手術に伴う入院も日数を要します。
SORAに来られている患者さんの中では14日の入院期間を経て
半年間リハビリに取り組まれたものの
歩行もままならず来院されました。
この方はまだまだ元気で健康な方ですが
冗談っぽく『いつまで生きてるかわからないのに・・・』と言われてました。
その時は僕も一緒に笑っていましたが
年齢関係なく僕達の余生は何年あるのか何日あるのかわかりません。
一日でも早く、一回でもはやくより状態に改善させること
全力で治療に当たることを再認識させられた一言でした。
☑SORA METHODによる変形性股関節治療とは・・・
重力に着目しなぜ身体は壊れるのか
骨格バランスを診させていただくことで
股関節の痛みの本当の原因がわかります。
これまでの経緯や日常での痛みを詳しくお聞きするカウンセリング
さまざまな方法を用いての鑑別診断(スクリーニング)
原因に応じた治療法(除圧療法)
軟骨や筋肉奥深くまでアプローチできる超音波治療
歩くことが最大かつ最高のトレーニング効果を引き出す
姿勢管理トレーニング【バランスチューニング】
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