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常識~湿布を疑え 常識を良識で突き破る

投稿日: 2015年5月15日  | カテゴリ: SORA 診療ガイドライン

【湿布薬】

整形外科でお決まりのように処方される湿布薬。

 

昔から家庭用救急箱の中で見かけたような白い分厚い湿布パップ剤。

最近、主流になりつつある鎮静薬配合の茶色の薄いテープタイプの湿布。

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湿布どちらがいいの?

湿布って効果あるの?

そんな質問を臨床上でもよく受けます。

 

湿布薬は本来

ガーゼに水分を含ませ薬剤を塗り油紙で包んで患部に当てていたようです。

僕の修行先でも毎日水湿布を作っていました。


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湿布に含まれた水分が蒸発するときに熱を奪いながら蒸発する

気化熱の原理で患部の炎症を取り除く

そんな風に大先生に教わりました。

 

皮膚の排熱ができなくなる

そんな観点から言っても昔からのガーゼを使った湿布薬は

理に適っているのかもしれません。

 

最近はステロイド薬を練り込んである湿布も多く

排熱を妨げてしまうことでかぶれの原因にもなっている現状もあります。

 

実際に、湿布は患部の熱を奪うのか??

大手メーカーのデータを見る限り

冷感湿布で3度、温感湿布で2度ほど皮膚表面の温度が低下と公表しています。

 

しかし、注目すべきは筋肉は温度変化を来さないということ。

気化熱によって皮膚の温度が下がっている程度で

湿布薬によって患部を冷やすことはできていない。

 

つまりあまり冷却効果は見込めないということです。

 

今年?中にでも湿布は保険適用から外れるという話も聞こえ出しています。

 

そして、もう一つ。

温湿布と冷湿布どっちがいいの??その質問も多く受けます。

冷湿布と温湿布ともに皮膚の温度を奪っている(冷やしている)という事実。

つまり、温湿布=温めているというイメージは神話でしかないということ。

 

『温湿布、冷湿布どっちでもいいですよ。』

『貼らなくてもいいですよ』

それが答えです。

 

また、ケガをして直後の炎症期においては

湿布で皮膚を覆うことで排熱(熱を逃がす)を邪魔してしまっていることも

最近の研究では注目されだしていますし、

僕もそう思います。

 

可能な限りアイシングパックを使っての冷却が一番効果的だと思います。

長時間や外出時に冷やしたいということであれば

パップ剤の使用を考えてもいいかもしれませんが、こちらで積極的に

指示することはありません。

 

では、臨床現場では実際どうなのか? 

SORAではクーリングジェル+アイシングマッサージを行います。

その後、湿布の使用を指示することはありません。

希望される方には消炎剤をお分けしています。

 

受付横にも置いている治療院専用の天然成分でできた

イエーロクーリングジェル。

いろいろ試しましたが、これが一番効果が実感でき

臨床の中では取り入れています。

 

毎日湿布して寝ている、

そんな方はすぐ切り替えをおすすめします。

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