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神戸三宮接骨院SORAブログへようこそ
今日は治療の中でもよく質問が出る熱中症についてです
トップアスリートの突然死の中でも大きく占める熱中症
そして、数年後にもわたり影響が出る熱中症後遺症
神戸三宮接骨院SORAとしても防げるものは防ぎたい
その気持ちで今日はまとめてみます
今日のニュース記事でも
熱中症になると白内障リスクが4倍になる研究が載っていました
(https://news.yahoo.co.jp/articles/b3dc4fb97adece6353ed00a280aa5047d84c0e23)
熱中症と白内障、関係なさそうにも思えますがさまざまな影響を与える熱中症
最近、毎日のように熱中症対策が大きく取り上げられていますが
スポーツドリンクや熱中症予防商品では熱中症予防にはならないといった
大きな間違った落とし穴もあります
医療あるある 栄養あるあるですが・・・・
メディアで薦められる対策法は鵜呑みにしてはいけません
今までの研究の文献を整理し、栄養学の知識を基に対策法をお伝えします
☑汗を大量にかきやすい人
⇒サウナ/ホットヨガも要注意
☑冬場のヒートテック愛用者
⇒体温調整センサーが稼働しない
☑温度差の大きい環境下でのスポーツ/作業
☑腎機能低下状態
⇒ミネラル調整がうまくいきにくい
☑肝機能機能低下 血を造る機能の低下
☑ワクチン、予防接種後
⇒予防接種による副腎疲労によってリスクは高まる
➡質の悪いプロテインの大量摂取やステロイド使用者は要注意
☑薬の長期間の服用
⇒腸内環境への悪影響
☑偏ったサプリメント摂取 同一商品/同一栄養素の摂取
A.血液から汗がつくられる
血液中から汗を作り出し、
汗として水分を気化させることで体内の熱を下げる役割
体内の体温上昇に伴って
皮膚の血液量が増える
➡➡身体内部の虚血状態
⇩
脳・心臓や肝臓/腸/腎臓の血液量の減少
※皮膚への血液供給の優先度が上がるため、血液が他の臓器から奪われる
⇩
めまい 立ちくらみ 神経麻痺
心筋梗塞 腸の透過性(リーキガッド)
筋けいれん(熱痙攣)
熱中症によって、腸内の血液が少なくなることで
腸内毒素が身体に回りやすくなる可能性が高くなる
⇒全身症状が出やすくなるリスクが高い
冒頭の白内障の研究例も皮膚に血液が集まることで
まるで卵の白身が固まる目玉焼き状態になる
➡目の中の白内障の水分量が不足したんぱく質変性が起きてしまうという説明ですね
サウナも人気ですが十分に熱中症のリスクを知ったうえで楽しんでください‼
おすすめメニュー(一例)
玉ねぎたっぷりスパイスカレー
冷梅おにぎり
味噌汁/豚汁
お刺身
(写真:僕が握ったお寿司)
1⃣普段から炭水化物の摂取をしておく
2⃣スポーツドリンクの補給を避ける
3⃣フルーツたくさん
4⃣たんぱく質を食事でしっかりとる
5⃣ポリフェノール
6⃣ビタミンC
7⃣プロバイオディクス
8⃣クルクミン:ターメリック
9⃣カフェインを控える
⑩鉄より亜鉛
⑪ミネラル補給をしっかり行う
研究結果
運動1-2時間前に炭水化物を摂取しておくことで熱中症リスクは抑えれる
炭水化物の質は重要で精製された炭水化物や加工された炭水化物も避ける
炭水化物摂取はおすすめするが、精製された炭水化物や質の悪い砂糖は避けるべき
(砂糖がたっぷりドリンク)
➡ポカリスエットなどのスポーツドリンクは応急時/緊急時に限る
精製砂糖(ブドウ糖液糖果糖)で砂糖の質が悪く
血糖値スパイクによる逆に低血糖症を引き起こしやすくなる
⇒熱中症リスク/後遺症リスクを引き上げてしまう
こんなニュースもありますが栄養学的には少し心配…
精製された炭水化物は避け、食べものまるごとの食材を食事から摂取する
食事+水分量の多いフルーツを食べることを心がける
フルーツの果糖を分解してグリコーゲンを作り出す
グリコーゲンは水分を多く含んでいるのでグリコーゲン貯蔵によって
水分の保存も同時に行えることで熱中症予防になる
カラダが低タンパク質状態であると血中アルブミンが低下する
➡アルブミン数値低下は熱中症リスク増の基準
➡血液検査でも長期的な状態についてはチェックできる
たんぱく質を分解したアミノ酸の中でもグルタミン補給が最も効果的
生肉や生魚(刺身)に多く含まれる
夏場は生で摂りにくいためサプリ補給をするアスリートも多い
高齢者の多くが低たんぱく質状態になりやすく気を付けるポイントのひとつ
魚や肉などの動物性たんぱく質や豆乳や豆製品など食事から摂取する
運動前1時間のポリフェノール摂取によって 熱中症からの熱中症からの回復に大きな差が出る
例:ケラスチン摂取が予防に効果的 研究報告
ケラスチン=玉ねぎに多く含まれる フルーツや野菜にも含まれる
2016年研究 熱中症患者VC補給劇的に回復する
2003年研究 ビタミンÇ 1000mg摂取によって熱中症予防に明確な差
➡専門的見解:炎症性サイトカイン増加抑制が明確に差が出る
ビタミンEを同時摂取しておくことが望ましい
腸内環境を整えることもやはり重要
例:ムチン 熱中症による腸へのダメージを防ぐことが出来る
ムチン 熱いご飯より冷めたご飯に多く含まれる
冷ご飯梅おにぎり:炭水化物/ムチン/クエン酸/ナトリウム補給
(神戸三宮 会員制おばんざい リベルテ 特製おにぎり)
労作性(温度変化や炎天下での運動/作業)において
クルクミン:ターメリック 摂取によって明確な差
おすすめメニュー;玉ねぎたっぷりスパイスカレー
疲労度に対してマスキングされやすくなりやすくなる
疲れていることに気づきにくくなる
カフェイン摂取量には気を付ける
※緑茶がコーヒーの1/3 になるので代替するのも有効
以前指摘されていた鉄より亜鉛の流出が大きいので
亜鉛性貧血が起きやすいことも考えられる
特に、女性は生理周期の関係性も考えられるので月経前後はより対策が必要です
吸収率の悪い鉄分補給をしている人注意‼
大量の汗によって最もカリウムが失われる
マグネシウム/亜鉛/鉄も失われるのでバランス命のミネラルにとって
一つの栄養素やミネラルを重要視した熱中症対策商品より
手作りであったり、料理の中での補給の方が優れている
とっておきのミネラル補給の方法もありますが今回は省略します
熱中症対策商品をおすすめしない理由は
ミネラル補給で夏のベストセラーともいえるミネラル麦茶が一例です
工場で一度純水にした水で作られています
つまり、純水:ミネラル全種類を抜いた水で作られているので決してミネラル分は豊富ではありません
わざわざ麦茶を買うよりご家庭で水道水を沸かしてもしくは水出しで麦茶を作る方がミネラル補給になります
ペットボトルよりティーバックがおすすめです
ご家庭の浄水器によっては同じく純水になるので水道水煮沸でいいかと思います
ご家庭でできる気軽なミネラル補給の一例としては
梅干し/フルーツ/岩塩/麦茶/野生ルイボスティー/味噌汁などがあります
熱中症対策商品よりも古(いにしえ)の知恵を、日本のソコヂカラを、和食のチカラを‼
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