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身体はいつだってあきらめない∼肩の脱臼放置症例

投稿日: 2022年1月5日  | カテゴリ: SORAの想い

骨折/脱臼/捻挫 ケガには種類があります

 

ある一定のダメージを

骨で受け止めると 骨折

関節で受け止めると 脱臼

靭帯で受け止めると 捻挫(靭帯損傷)

筋肉で受け止めると 筋肉(肉離れ/挫傷)

 

この中で最も時間との勝負は 脱臼です

 

英単語にして dis-Location 脱臼

Location:位置 dis 否定 位置しない

関節本来の位置に関節が位置しない状態 脱臼状態

 

関節には骨以外に滑液包や関節包

靭帯 腱 骨膜 さまざまな軟部組織が付帯しています。

 

ドラマのワンシーンで肩を脱臼している人に駆け寄り

整復してあげてその場で肩がぐるんぐるん回しだす

そんなシーンを見たことがありますが現実的ではありません!!

 

ただ単に、脱臼状態を整復するだけでは十分でなく軟部組織を修復する必要があります。

身体の底力!第二の関節‼

今回のテーマは肩の脱臼を整復せずに長期間放置してしまった人の症例。

ケガがきっかけですが

整復できずにそのまま脱臼肢位で生活を送っていた人

1_01-4.png

(参考:前原整形HP)

 

脱臼状態だと関節が関節としてしっかりと機能せず

腕を上げたり物を持ったり何もかも・・・不自由だったはず。

 

何年放置したかは定かではありませんが

数年後 肩関節をX-P(レントゲン検査)をしてみると

 

なんと第二の肩関節が出来ていたのです。

 

関節窩といわれる 関節のくぼみがしっかりと形成され

肩関節としてしっかり機能するようになっていました。

 

まあ。なんということでしょう!!状態。

 

身体が環境に変化した最たる例で

カラダはどんな状態でもあきらめないことを教えてくれます

 

関節軟骨が擦り減っている

骨が変形している

生まれつき骨の形が人と違う

 

よく痛みの原因とされる要因ですが

この肩関節の事を考えると、僕達はこの要因を肯定できません。

 

関節のカタチが人と違えば、その分筋肉や腱/靭帯などで補強するし

関節の変形は多くは土台の状態への反応です。

 

膝関節の場合 

やわらかい靴やクッション性の高い靴を履くことで

土台(足)が沈み込み 柱(体幹)がまっすぐ自立しない状態への反応で

下腿骨や大腿骨の変形を起こすと僕達SORAとして考えています

KneejointsOA.jpg

(参照:吉野整形外科)

あきらめることなかれ!!

痛みの原因として加齢や変形は関係なく

もう治りません

治療法もありません

そんな言葉を鵜呑みにせず

身体の可能性に賭けてみるチャレンジを

SORAとして応援したいと思っています。

 

変形性関節症で骨が擦り減り切った重度の症例

肩の腱板断裂後数十年が経過した症例

突き指して放置して曲がらなかった指の症例

腰椎椎間板ヘルニアの手術で悪化した症例

いろんな状態からのあきらめなかったチャレンジ成功例が

皆様のおかげでたくさんたくさんSORAにはあります

 

カラダはいつだってあきらめていない

カラダはいつだってよりよく動かせることが出来るように工夫を続けている

カラダはよくできている

 

僕らが声を大にして伝えたいこと

チャレンジャー求む‼‼一緒にチャレンジしましょう!!

IMG_6549.jpg


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